大慶寺 大場様 インタビュー
クラウドファンディングで藤枝の新たな挑戦!目標を117%達成
会社名:
日蓮宗円妙山大慶寺
業種:
寺院 クラウドファンディング
WEBサイト:
支援内容:
クラウドファンディングページの改善提案、Instagram広告、X広告による集客支援
プロジェクト背景
藤枝市にある歴史あるお寺「大慶寺」。その大場様が手掛けた新たな挑戦、それは「お寺の敷地内に貸別荘を作る」というユニークな取り組みでした。All-or-Nothing方式の本気の覚悟でキャンプファイヤーというクラウドファンディングを通じて資金を募り、最終的には279名からの支援、目標金額300万円を大きく超える351万円となりました。直接お寺に寄付金を持参してくれた人も多く、多くの応援を頂くことができました。この事例ではインタビューを通じて、成功要因や㈱Shinkerの関わり方についてご紹介いたします。
成功の要因とポイント
- クラファンやるよ!と宣言
主催の大場さんはクラウドファンディングを実施する前から、いついつからやります!と周囲に話していたという。その影響で始まったら支援するからね?というお声を一定数頂いており、やる前から応援してくれる人が多いことに安心していたといいます。案の定スタート直後から多くの応援が集まりました - 広告運用とSNSを活用した中盤戦の強化
クラウドファンディングでは初動と終了間近の盛り上がりが重要と言われますが、大慶寺プロジェクトでは中盤戦での伸びが特に目立ちました。㈱Shinkerが提案したのは、まずはリターンの充実です。まだ大慶寺のことを全く知らない人がプランを選択する場合、小物が最も選びやすいと考えて、宿泊やお礼ではなく、小物を充実した方が良いとアドバイスさせて頂きました。また、IG広告とX広告で視認性と話題性を創出する提案も行い、中盤戦の伸びを後押しすることができました。大場さん曰く、「水行(お寺の朝のお勤め)の後、毎朝のインスタライブで現状を報告したんです。そこから『私も支援しようかな』という気持ちを引き出すことができました」と進捗報告と現状共有の重要性についても大場さん支援者の熱意を継続的に高めること秘訣について振り返りました。 - 著名人の支援と相乗効果
プロジェクト期間中、ロックバンド「アジアン・カンフー・ジェネレーション」の後藤正文氏がプロジェクトを応援し、SNSで拡散してくれました。ちょうど同時期に彼は藤枝にスタジオを作るプロジェクトを進めておりました。その影響でクラウドファンディングの認知度が急上昇し、多くの人が支援に参加しました。「初めての人にとってはログインや登録が大変。その壁を後藤さんの応援が下げてくれました」と大場さん。(普段支援してくださる方々だけでなく、広く多くの方にプロジェクトを知ってもらうことが重要でした)と語ります。クラウドファンディングの開始当初から終了間近まで、的確な設計がプロジェクト成功の鍵となりました。 - 地元と全国からの支援者のバランス
地元の方々が宿泊権を購入し、それを友人にプレゼントする形で地元外の支援者にリーチしていきました。一方で、広告を見た新規の支援者がリターンに魅力を感じ、ルームスプレーなどの商品に申し込みました。「新規支援者は全体の3割程度と見ていますが、広告からの流入が大きく貢献したのでは」と大場様は話します。
Shinkerのサポートについて
「ただ広告運用を任せただけではなく、クラウドファンディングページ全体の設計やSNS活用のアイデアを真剣に考えてくれました」と大場様。
さらに、メディア提案や支援者層の分析も手厚くサポート。「WEB広告は自分でやろうと思えばできますが、プロにお願いすることで結果の良し悪しが分かりやすくなり、手間も省けました。Shinkerさんにお願いして本当に良かったです。」
広告用クリエイティブ
運用レポート
今回の広告運用では、「大慶寺を知らない人」にリーチすることを目指し、効果的なリターン訴求を提案・実施しました。その結果、多くの新規支援者を獲得することに成功。特に、リターン訴求が具体的で魅力的だったため、プロジェクトへの関心を引き出すことができました。
一方で、「思い」や「ビジョン」の訴求は、既に大慶寺を知っている知人や地元の方々に響きやすく、この層への共感を強化する役割を果たしました。
さらに、SNS広告から初めてプロジェクトを知ったユーザーによる8件のリツイートは大きな価値を生み、プロジェクトの認知拡大に寄与しました。知らない人からのシェアは、信頼の連鎖を生み出す貴重な要素であり、広告運用の成功を裏付ける結果となりました。
これらの戦略が組み合わさり、新規層と既存層双方に響く広告運用を実現できたことが、プロジェクト成功の一因と言えるでしょう。
未来への展望
現在、大場様は貸別荘プロジェクトの実現に向けた準備を進めています。また、藤枝市全体を盛り上げる構想も描いています。
「宿を拠点にして、藤枝に音楽やアートを通じて訪れる人が増えるような場を作りたいです。インバウンド需要にも対応できるよう、英語の勉強も始めています!」
藤枝の新しい文化を創造する大場様の挑戦は、これからも続きます。
担当の曽根田から
大慶寺様の素晴らしい挑戦をWEB広告を通じてサポートさせていただけたことを、大変誇りに思います。目標金額の117%を達成し、総額351万円もの支援を集めた今回のクラウドファンディング。これは、大場様を中心とした熱意ある取り組みと、私たちShinkerが提供する緻密な広告運用およびプロジェクト設計が見事に噛み合った結果です。
私たちは単なる広告運用だけでなく、クラウドファンディングページの設計やリターン内容の最適化、さらに効果的なプロモーション戦略の提案まで、プロジェクト全体を包括的にサポートしました。また、SNS広告から多くの新規支援者を呼び込み、認知拡大と成果創出に大きく貢献できたことも重要なポイントです。
大慶寺様の挑戦を皮切りに、これからも地域を盛り上げるプロジェクトを全力で支援し、未来につながる成果をお届けします。クラウドファンディングを成功させたい方、地域の可能性を広げたい方は、ぜひShinker株式会社にお任せください!私たちは、情熱と技術で地域とプロジェクトをさらに輝かせるお手伝いをします!