2026.04.17

会社名
静岡ガス株式会社(エネリア静岡株式会社、エネリア東部株式会社)
業種
エネルギー・住宅設備サービス業・ガス機器
WEBサイト
静岡県内を中心としたガス供給など。企業・IR情報、商品・サービスの紹介、防災情報。
支援内容
インターネット広告・リスティング広告・Google広告
見積り件数190%、売上214%。
この数字の裏側には、計画されたWEB施策がありました。
静岡ガスグループ様では、ガス機器のWEB集客を目的に見積りサイトを軸としたプロジェクトを推進。
広告運用、LP改善、フォーム最適化などを通じて、着実に成果を積み上げています。
・営業本部 くらしデザイン部 お客さまグループ 長橋様
・営業本部 戦略推進部 マーケティング企画 栗田様
にインタビュー。本記事では、その具体的なプロセスと得られた学びをお届けします。

ガス機器のウェブ集客プロジェクトについて、立ち上げの背景をお伺いしたいです。
長橋さん:
立ち上げ当初は私自身は深く関わっておらず、「新しい取り組みを始めているな」という程度の認識でした。
その中で、栗田さんが中心となってプロジェクトを前に進めてくださり、「こういう形で進めていこう」と方向性を示してくれたのはとてもありがたかったです。
当初は、ウェブ上で決済まで完結するサイトを構想していましたが、途中で担当変更などもあり、最終的には見積りサイトという形に方向転換しました。
芹澤(shinker):
2024年4月にご依頼頂きましたが、いつからサイトとかこのプロジェクトはありましたか?
栗田さん:
本格的に動き始めたのは2024年ですね。
長橋さん:
2022年に社内でプロジェクトが動き始めて、業者選定しました。
栗田さん:
最初は広告の話とかもなくて、高い目標数値はあったので、取り急ぎそこに行くまでに色々検証していこうというところでまずは動き始めたというところです。

対面からオンラインサイトを作るに至った狙いってどんなものだったのでしょうか?
栗田さん:
社会的なニーズや市場の変化で、お客様とお会いできる機会が減ってきていました。
ウェブで接点を作っていくことの重要性を感じて、きっかけ作りの見積りはウェブでできるよねっていうところで立ち上がりました。
長橋さん:
業界的にもガス会社はウェブで決済している場合が少ない。見積りサイトというケースが多い。
お客様が納得いただき契約していただくには、見積りサイトという形態が最適だと考えました。
芹澤(shinker):
他社の状況もあり、オンライン戦略の入り口を『見積り』に設定されたのですね。
弊社が携わってからも、見積りサイトに関しては意見交換させて頂き、良いものができていますよね。
LPの導線設計や課題解決の視点をしっかりと組み込みながら、質の高い改善を進める事ができました。
シンカーを選んでいただいた経緯をお聞かせください。
栗田さん:
前任の担当がパートナー企業を探す中でShinker様にもお声掛けさせて頂きました。他県の企業様にもお声掛けしていました。その中でもShinker様はGoogleパートナーであり、スピード感を持ってくれる印象を持ちました。サイトも精査したいし広告も行いたいので、ウェブ広告の知見が豊富で、地元で素早く対応してくれるShinkerに決めさせていただきました。また代表の曽根田さんの人柄や推進力も決め手になりました。すぐに広告戦略を提案してくれて下記のようなバナーも作ってくれましたね。


芹澤(shinker):
ありがとうございます。そこから2024年10月から始めてみて、様子の変化や思い出、苦労などありますか?
栗田さん:
当初はウェブの知見がほとんどなかったため、認識のズレやコミュニケーションの難しさ、数字の見方などに苦戦した記憶があります。
ただ、そうした点も一つひとつ丁寧に教えていただき、中長期的にお付き合いする中で、数字の意味を理解できるようになってきました。今では、「ここを変えれば、こういう結果につながりそうだ」と、自分自身で仮説を立てて考えられるようになった点が、とても良かったと感じています。
『運用当初のキーワード設計書』
検索キーワードは、故障交換ユーザーや住宅購入ユーザーなど訴求軸を分けて、細かく設計しました。
芹澤(shinker):
紙の媒体と違って、数値で成果が可視化できるので、改善もしやすいですよね。
栗田さん:
ウェブ広告の奥深さを丁寧に教えて頂き、成果の良いものに絞っていく方針や
様々な施策が腑に落ちて結果にも繋がってきていることがわかりました!

印象に残っている施策はありますか?
栗田さん:
芹澤さんが考えてくださった、訴求を少しずつ変更してテストしていく方法や、ABテストでの検証は印象に残っています。
今まであまりやったことがなかったので、新しい発見でした。
対象ユーザーを分けた広告文の出し分けや、その結果を踏まえて対象ユーザーが存在しているのかの仮説検証の積み重ねは今でもやり続けています。

長橋さん:
コンロや給湯器も主力になりそうですが、今は衣類乾燥機をメインにされていますよね。その理由を教えていただけますか?
芹澤(shinker):
私自身が家を4年前に建てたときに、コンロや給湯器、もろもろ選びました。給湯器はなんでも良かった印象があって、あまり深く考えずに決めました。乾太くんとかはおうちの間取りとかを調べるときにブランドイメージの高さを感じたので、これを主力商品にした方が、おしゃれで使いやすく人気なのでもっと打ち出しても見積りが取れると思いました。マーケティング戦略を考えるプランナー自身が顧客目線で考えてみました。

栗田さん:
給湯器って、蛇口からお湯が出てくるから本体はあまり気にしない人も多いですよね。
サイトでお客様を誘導するには顧客目線が重要で、乾太くんの検索ボリュームの多さも芹澤さんが教えてくれたので、今は衣類乾燥機押しでいってますよね!
長橋さん:
他の会社もなかなか苦戦している中で、弊社は徐々にではありますが成果が出始めているので本当に感謝しています。
前年比で見積り件数190% 売上げ214%と2倍成長と好調な状況かと思いますが、社内的な評価はいかがですか?
栗田さん:
目標が高いのでまだまだですが、対前年で見ると、数字は大きく伸長しました。
長橋さん:
最初は社内での認知も低く苦戦しましたが、今できる事をしっかりと積み上げてきた結果が出ていると思います。後半伸びてきて、社内的な意識も変わってきています。社内的にもより力を入れるために、今年から担当者を増員しました。エネリア静岡、エネリア東部と連携しながら、Shinker様の提案も組み込みながら実施できています。

見積り件数増えてきてますが、お問い合わせの質はいかがでしょうか?
長橋さん:
施工の面、費用の面で実際の設置となるとどうしても空ぶってしまうこともあります。
販売単価は当初の想定よりも数倍でしたので、嬉しい側面でした。
他の会社様の業況を加味しても高単価なお問い合わせを頂けている状況です。
栗田さん:
お問い合わせ数についても、徐々に増えてきています。
リアル施策とWEB施策を組み合わせたハイブリッド型の取り組みだからこそ、営業担当の力が発揮できていると思います。
WEBで初回のご相談をいただき、そこから営業が介在することで、すべてがWEB上で完結するわけではありませんが、対面での提案を通じてクロスセルやアップセルにつなげることができ、結果として売上単価を高められています。
ECのように商品を単純にお届けするだけでは、どうしても単価には限界がありますが、営業が関わることで提案の幅が広がります。
その点は、ガス会社としての強み、特に【静岡ガスグループ】の強みを活かせている部分だと感じています。
もともとオフラインでの対面営業を得意としている点も、今回の取り組みと相性が良かったですね。

順調のように見えますが課題はありますか?
栗田さん:
もう少しサイトをわかりやすくして、お客様が訪問してくれた後の話や、中身も見せていきたいですね。その方がコンテンツも充実していくと思うので。
芹澤(shinker):
今後広告に限らず、総合的に支援させて頂くことが決まっていますが、もっとこうしてほしい、期待している事はありますか?
長橋さん:
「こうすれば良いのではないか」といったアイディアや改善に向けたご提案についても、ぜひ積極的にお考えいただき、教えていただければと思っています。
最終的なKGIは見積り獲得ですので、その達成に向けて各KPIを設計し、着実に数字を伸ばしていきたいですね。
栗田さん:
まずは、広告でしっかりと見積り獲得を増やす。
そこからまだ足りないサイトのUI・UXだとか、広告という部分をはみ出した顧客体験価値の向上、サイトを作り変えていくサポートがあると嬉しいです。
何が成果につながったのか、またお客様に本当にご満足いただけているのかといった重要なことはたくさんありますし
広告もSEOもサイトのデザインもいくつもポイントがあるので、ひとつずつ絞ってブラッシュアップしていきたいです!
芹澤(shinker):
ありがとうございます。そうですね。来ていただいたお客様をきちんと満足していただけるように、弊社も全力で協力させて頂きます。
最後に今後の展望や弊社と新たに挑戦していきたいこととかありますか?

栗田さん:
他にも集客したり、ブランディングしなくてはならない商材がたくさんあります。
ハウスクリーニングとかエアコンとか。
そういった他商材をオムニチャネルで展開していかなくてはいけないですし
ポイント周りも整備できていないので、やらなくてはいけないことは盛りだくさんですね。
長橋さん:
会員サイトやお客様満足度を高められる施策等行っていきたいです。家電や内装リフォーム、もろもろ手を付けていく必要があると思います。
芹澤(shinker):
今後の取り組みも、とても楽しみですね。
LINEの活用なども含め、さまざまなご提案をしていければと思っております。
以上でインタビューは終了となります。
本日はお時間をいただき、誠にありがとうございました。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。


