地方をPIVOTせよ!”地域法人じもと„キックオフミーティングに参加してきました。
地方を変える新しい事業が始動!
静岡県西部地区の政令指定都市「浜松市」が今、大きな変革の時を迎えています。
今回はその中でもイベントに参加して感じたことをまとめてまいります。
目次
- 地方を変える新しい事業が始動!
- 北九州市とのまちづくりプレゼン対決
- スペシャルトークセッション「地方をPIVOTせよ!」
- 気づき・感想
1.地方を変える新しい事業が始動!
静岡県浜松市を拠点として「新しい地域を創造する」をテーマに掲げた「地域法人じもと」が立ち上がりました。地方社会に足りないリソースを提供し「jimoto」という新しい世界を構築することを目的とした地域ベンチャーなのが「地域法人じもと」。一番の目的は、先行きが見えない世界において、あらゆるステークホルダーとともに“どうすれば人々がよりよく暮らせる環境ができるのか”に向き合い実験的に社会実装していくことだそうです。
都心部とは異なった、地方ならではの課題を地元企業の目線かつ様々なリソースを用いながら、地元のjimotoという新しい世界を構築する!という大きな取り組みに向けて活動される勢いは、まさに我々株式会社Shinkerには深くささるところであります。
2.北九州市とのまちづくりプレゼン対決
今回のイベント企画の中で、一つの目玉となったのが「北九州市とのまちづくりプレゼン対決」です。
浜松市は人口約79万人、北九州市は人口が約90万人を超え、いずれも地方では大都市と位置付けられる両都市ですが、それぞれには近しい課題がいくつかあります。その中でも一番の問題は人口減少問題であるといわれております。
原因は「若者の流出」といわれることが多い両都市ですが、この先にこれ以上の流出を防ぎ、かつ若者が集まる街に変えていかなければならないという課題があります。今後、今まで以上に大きな打開策や解決策が必要となる中で、新たな産業の創出等を含めた、「若者が働きたい!住みたい!」と思えるまちづくりが必要になります。
その中で両都市の代表者がお互いの街をプレゼンし、お互いの街の魅力をアピールする企画が行われました。
「勝ち」「負け」というよりも、お互いの街の魅力と問題点を同時に知ることができたことで、参加者は皆うなずいて聞き入っておりました。
3.スペシャルトークセッション「地方をPIVOTせよ!」
本日の目玉イベントとなったスペシャルトークセッションの「地方をPIVOTせよ!」は、スペシャルゲストにPIVOT株式会社のCEO佐々木紀彦さんがご登壇されました。このタイトル通り、地方都市の今後の戦略や考え方についてお話をしてくださったのですが、我々Shinkerメンバーは最初から最後まで一言も聞き漏らさないように必死に聞き入っておりました。
浜松市という街には名だたる大企業、そして世界に誇る技術があることに触れながら、これらを国内だけではなく、世界の人々とつながり発展させていくべきだというお話がありました。課題であった「若い世代の流出」に伴い、働き手が減っている状況を無理やり変えるのではなく、新たな発想で変えていくことをお話しされており、参加者の皆さんは最後まで釘付けになり聞き入っておりました。
4.気づき・感想
同じ静岡県の中で人口が一番多い都市である浜松市。我々が住む静岡市が県庁所在地ではありますが、こういった地元を変えていくプロジェクトや企業が新しく誕生している浜松市はきっと明るい未来が待っていると感じます。行政主体で企画が動くのではなく、民間や個人が立ち上がり地方創生に取り組む姿はとても素敵な事であると同時に、同じ年に住む仲間をも巻き込む勢いがあると感じました。
静岡市でも同じく20代、30代で活躍する人が増えておりますので、静岡市も負けずに頑張ってほしいですし、我々株式会社Shinkerがその火種になれるようどんどん盛り上げていきたいと思います。