大学の概要について教えてください
「地域に根ざした学びの場」
身延山大学は、山梨県に本部を置く私立大学で、地域社会と密接に関わりながら教育と研究を行う学びの場です。人間性の育成と専門性の探求を重視し、学生一人ひとりが自らの可能性を伸ばせる教育環境を提供しています。
の特徴は、少人数教育を通じたきめ細やかな指導と、地域や社会と連携した実践的な学びにあります。キャンパスを拠点に、学生は学問だけでなく地域活動や国際交流にも参加でき、幅広い視野を育むことができます。

課題や状況について教えて下さい
ターゲットユーザーの検索意果に沿った施策
オープンキャンパスの参加者を増やし、新入学生数を例年の2倍にしたいという課題がありました。Googleキーワードプランナーで調査したところ、「身延山大学」に関連する共起語には、学部・学費・偏差値などの入試系情報や、教員に関する情報が多く含まれていました。一方で、キーワードを広げると他大学や全国の仏教系大学に関心のあるユーザー層も見えてきました。
また、福祉系キーワードからは、ユーザーが何を調べているのかをより深く把握する必要があることも分かりました。こうした状況から、入試情報や地域(山梨)に関する露出を強化しつつ、ターゲットユーザーの検索意図に沿った施策を行うことが求められていました。

どのような施策を行いましたか?
認知層から顕在層まで幅広く網羅する設計
検索数の上昇という効果が出ているYouTube広告を継続しつつ、新たに検索連動型広告を追加で実施しました。これにより、認知層から顕在層まで幅広く網羅する設計としています。
施策の中心はYouTube動画広告で、サブの動画広告としてInstagramやTikTokの活用も検討しました。より問い合わせやエントリーに近い層に対しては、検索連動型広告で濃いユーザーに向けた訴求を行い、認知からアクションまで一貫した広告施策を実現しました。

成果と考察について教えて下さい
広告からオープンキャンパス参加者が急増!
広告施策により、オープンキャンパス参加者が急増しました。YouTubeを中心に、InstagramやTikTokを併用した動画広告を展開し、検索連動型広告で問い合わせ層にも訴求。複数媒体の活用により、認知拡大とリード獲得の両立ができました。特にTikTokでは、若年層との接点をしっかり確保しました。

