AI時代のSEOはEEATがすべて?“体験談のある記事”がSEOで強い。Google評価基準を解説

AI時代のSEOでは、EEATという言葉をよく聞くようになりました。特にAI Overviewsのように検索結果上でAIが答えをまとめる時代では、ただ情報をまとめるだけの記事は差別化しにくくなっています。そこで重要になるのが、公式情報に基づいた正確性と、自社にしかない体験や事例です。

Googleは検索において「有用で信頼性が高く、ユーザーを第一に考えたコンテンツ」を重視するとしています。つまり大切なのは、検索エンジンのためだけに書くというよりは、読者が本当に知りたいことに答える記事を作ることです。

さらに最近は、AI Overviewのように検索結果の上部でAIが答えをまとめる機能も広がっています。これにより、SEOだけでなく、AIに引用されやすい情報設計、いわゆるGEOの視点も意識されるようになりました。

過去記事で、AIO・GEOに解説しておりますのでこちらも参照ください!
【AIOとは?GEOとは?】AI時代のSEO進化論│コンテンツ制作の新潮流を徹底解説!https://shinker.co.jp/aio-geo-tetteihikaku/

とはいえ、Googleの公式ガイドでは、AEOやGEOもGoogle検索の視点ではSEOの延長として説明されています。

正しい情報をもとに、読者に役立つ内容を書く。
そのうえで、自社の体験や事例を入れて、他の記事にはない価値を出すことが重要です。

googleでは「有用性」「信頼性」「ユーザー第一」をSEOにおいて重視しています。詳しくは以下のリンクをご覧ください
参照URL
Google「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」
https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/creating-helpful-content?hl=ja


EEATとは何か

EEATとは、次の4つの言葉の頭文字です。

項目意味ブログで意識すること
Experience経験実際に試したこと、見たこと、聞いたことがあるか
Expertise専門性テーマについて正しく説明できているか
Authoritativeness権威性著者・運営元・引用元が信頼される存在か
Trustworthiness信頼性根拠、出典、更新日、運営情報が明確か


もともとはEATと呼ばれていましたが、2022年にExperienceの"E"つまり「経験」が追加され、EEATになりました。
AIでも一般的な説明は作れます。しかし、「実際にやってみたこと」「現場で見たこと」「お客様から聞いた悩み」「自社で試して失敗したこと」をAIが書くのは難しいです。AI Overviewを見て説明がふわっとしているなあと感じたことがある方もいるのではないでしょうか。

この体験こそ、ブログライターにとって大きな差別化ポイントです。
これは本当に歓喜の涙ポイントといえます。というのも、自社の中に眠っている情報が、そのまま記事の価値になりうるからです。

shinkerの自社WEBサイトでも支援させていただいた方々の事例や実績を載せています。こういった自社にしかない情報や体験がAI時代では絶大な価値を持ちます。
https://shinker.co.jp/casestudy/

参照URL
Google「品質評価ガイドラインの最新情報:E-A-T に Experience の E を追加」
https://developers.google.com/search/blog/2022/12/google-raters-guidelines-e-e-a-t?hl=ja


Googleの評価基準はどう考えればいい?

EEATを考えるときに大切なのが、Googleの検索品質評価ガイドラインです。
これは、Googleの検索品質評価者が検索結果を評価するときに使う資料です。

ただし、ここは注意が必要で、
検索品質評価ガイドラインは、検索順位を直接決めるものではありません。いっそのことそれで決めてくれという気持ちが湧いてきますが、Googleさんはなかなか気難しいようです

ともかく、EEATは「入れれば順位が上がるチェックリスト」ではありません。
しかし、Googleがどのようなコンテンツを良いと考えているのかを知る手がかりにはなると思います

特にSEOやAI検索について書く場合は、他社記事だけでなくGoogle公式情報を確認することが大切です。
他社記事だけを参考にすると、情報が古かったり、言い切りが強すぎたりすることがあります。
Google公式情報を参照することで、記事の根拠を明確にし、読者が情報を確認しやすくなります。

参照URL
Google「検索品質評価ガイドライン」
https://guidelines.raterhub.com/searchqualityevaluatorguidelines.pdf


EEAT Q&A

EEATを意識すれば検索順位は必ず上がりますか?

必ず上がるわけではありません。
EEATは、検索順位を直接上げるチェックリストではなく、良質なコンテンツを考えるための評価基準です。

AIで書いた記事はSEOに弱いですか?

AIで書いた記事がすべて弱いわけではありません。
Googleは、AIで作ったかどうかよりも、コンテンツの品質を重視すると説明しています。

大切なのは、AIで作った文章にそのまま頼るのではなく、公式情報の確認や自社の体験を加えることです。

体験談はどんな記事にも必要ですか?

すべての記事に無理やり入れる必要はありません。
ただし、ノウハウ記事、サービス紹介、レビュー、事例記事では、体験談があると読者が判断しやすくなります。

E-E-A-Tが超大事なコンテンツYMYLとは?

YMYLとは、Your Money or Your Life のアクロニムで健康・お金・法律など、読者の生活に大きく関わるテーマのことです。
このような記事では、個人の体験談だけでなく、信頼性、つまり公的機関や専門家の情報の情報であることが特に重視されます。

こういった記事の内容だと個人のブロガーが書いたブログは、SEO的にはかなり厳し戦いになります。気をつけましょう、、。

参照URL
Google「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」
https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/creating-helpful-content?hl=ja

実際に「E-E-A-T」で検索してみた

ここまでE-E-A-Tについて説明してきましたが、「本当に上位記事で意識されているのか」は気になるところです。

そこで今回は、実際にGoogleで「E-E-A-T」と検索し、自然検索上位10記事にどのような要素が含まれているのかを確認しました。

なお、この調査はE-E-A-Tが検索順位に直接影響していることを証明するものではありません。検索結果は時期や環境によって変わるため、あくまで一時点での傾向として整理しています。

項目内容
検索日2026年7月7日
検索方法Google検索
検索環境シークレットモード、ログアウト状態
対象自然検索上位10記事
除外広告、動画、SNS、Google公式の直接表示枠
メイン検索キーワードE-E-A-T
補足検索キーワードEEAT、EEAT SEO
確認項目Google公式リンク、FAQ、著者情報、更新日、体験・事例、

上位10記事で確認した項目

確認項目上位10記事中の件数見えた傾向
体験・事例・独自考察がある1件ブログ記事を書いている会社の取引先での出来事を具体例としてあげ、Experienceが大事である主張を補強しているブログが見られた。しかし一つしかなかった。
FAQがある1件「E-E-A-Tはランキング要因なのか」「YMYLとの関係は何か」など、読者の疑問に答える構成が見られる
著者情報・監修者情報がある7誰が書いた記事なのかを示し、専門性や信頼性を補強している記事がある
更新日が明記されている10SEOやAI検索は変化が速いため、情報の新しさを示している記事が多い。更新している記事も複数見られた
検索品質ガイドラインに触れている8件E-E-A-Tの根拠として、品質評価ガイドラインを紹介している記事が多い
Google公式情報へのリンクがある9件E-E-A-Tや品質評価ガイドラインを説明するために、Google公式情報を参照している記事が多い

※上記は記事作成用の仮集計です。実際に公開する際は、検索日に合わせて件数を確認してください。

よく見られた関連キーワード

関連キーワード使われていた文脈
SEOE-E-A-Tが検索対策の文脈で語られるため
Google評価基準や公式情報の根拠として使われるため
品質評価ガイドラインE-E-A-Tの考え方を説明する根拠になるため
YMYL信頼性が特に重要な領域として説明されるため
信頼性E-E-A-Tの中でも特に重要な要素として扱われるため
専門性著者や運営元の知識を示す要素として使われるため
SSL化通信の暗号化が信頼性につながるため
一次情報AI時代の記事の差別化要素として使われるため

今回の確認でわかったのは、上位記事の多くが単にE-E-A-Tの意味を説明しているだけではないということです。

Google公式情報へのリンク、検索品質評価ガイドラインへの言及、著者情報、更新日、読者が「この記事は信頼できるか」を判断しやすい要素が含まれていました。

しかし意外にも、FAQや一次情報などはあまり見られませんでした。しかし今回は、EEATの解説なので一次情報を入れる余地は少ないので今回では判断しにくいのですが。
そしてもちろん、これらの要素があるから順位が上がっているとは言い切れません。
しかし、上位記事には信頼性や読みやすさを高める工夫が多く見られることは確かですし、共通の要素も多く見られました。

そしてブログライターがやるべきことは、上位記事をそのまま真似ることではありません。
検索結果から読者が求めている情報を読み取る、公式情報で正確性を確認する、そしてなんといっても自社にしかない体験や事例を加えることです。

AI時代のSEOでは、正しい情報だけでなく「その会社だから書ける情報」がますます重要になります。

※上記は記事作成用の仮集計です。実際に公開する際は、検索日に合わせて件数を確認してください。

まとめ:AI時代のSEOでは、自社の一次情報が差別化になる

AI時代のSEOでは、E-E-A-Tを意識することが重要です。
ただし、E-E-A-Tは「入れれば順位が上がるチェックリスト」ではありません。大切なのは、読者が信頼できる情報を、わかりやすく、根拠を持って届けることです。

今回「E-E-A-T」で検索して上位記事を確認したところ、Google公式情報へのリンク、検索品質評価ガイドラインへの言及、著者情報、更新日など、信頼性を高める要素が多く見られました。一方で、体験・事例・独自考察をしっかり入れている記事は多くありませんでした。

AIでも一般的な説明は作れます。
しかし、自社が実際に対応した案件、クライアントから聞いた悩み、現場で感じた課題、施策を試した結果、失敗から得た学びは、その会社にしかない情報です。

たとえば、社内の案件、同僚の仕事の様子、お客様からよく聞かれる質問、過去の支援事例などを「記事に使える情報」として見直してみると、思わぬ発見があるかもしれません。

AI時代のSEOでは、正しい情報をまとめるだけではなく、「その会社だから書ける情報」をどう活かすかが重要になります。
自社の一次情報は、ブログにとって大きな資産です。

Shinkerでは、SEO対策やコンテンツ制作、AI検索を意識したマーケティング支援を行っています。
「自社の強みをどう記事にすればいいかわからない」「SEOやAI検索に対応したブログを作りたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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