生徒との関わり方に悩む先生は何が足りない?静岡のWebマーケ会社・株式会社Shinkerで得た教育のヒント

「なぜ勉強しなきゃいけないの?」

「この宿題、意味あるの?」

学校現場で、生徒からそんな空気感(=圧倒的なやらされ感)を感じたことはありませんか?

こんにちは!静岡県の県立高校で教員をしているKです。
今回、静岡県の「社会体験研修」という研修制度を使い、静岡市にあるWebマーケティング会社「株式会社Shinker」さんへ2日間お邪魔してきました。

教育現場とは一見かけ離れた「Webマーケティング」の世界。
なぜ教員の私がそこに飛び込んだのか?それは、
「定員割れに悩む学校の魅力を、どうにかして地域に届けたい!」
「生徒の『やらされ感』を無くしたい!」
という強い危機感があったからです。

お世話になったのは、大学時代からの10年来の友人でもある曽根田光社長。
プロのビジネス現場にどっぷり浸かった2日間で見えてきたのは、学校教育にこそ今すぐ必要な「伝える技術」と「伴走の姿勢」でした。

曽根田社長の一言「『やらされ感』を持たせない仕掛け」

初日、社内を観察させてもらいながら、曽根田社長に「会社運営で一番意識していること」を聞いてみました。数秒考えた後、社長から返ってきたのはこの言葉。

「社員が『やらされ感』を持たずに、主体的に取り組むための仕掛けづくりかな」

まさに名言……!
その言葉通り、オフィスでは社長と社員の皆さんがフランクかつ真剣に対話を重ねていました。

印象的だったのは、トラブルや相談があった時の社長の対応です。
指示を出すのではなく、
「今どうなってる?」
「根本的な問題は何だと思う?」
と問いかけ、社員自身に考えさせていたのです。

教員と生徒の関係って、どうしても
「先生から生徒への一方通行(トップダウン)」になりがちですよね。
でもShinkerさんで行われていたのは、一人ひとりに寄り添う
「個別最適化された対話」でした。

「ダメなものはダメ!」はNG。教育に必要なのは“発問”だった

ビジネスにおける「顧客に寄り添う姿勢」は、学校における「生徒との信頼関係づくり」と全く同じでした。

問題が起きた時に「ダメなものはダメ!」と正解を押し付けるのは簡単です。
でも、生徒一人ひとりに背景があります。

「次どうすればいいと思う?」

「どうしてそう思ったの?」

曽根田社長が社員に行っていた問いかけは、教育の現場でいう「発問(生徒の思考を引き出す問い)」そのもの。
「教える(Push)」のではなく「問いかけて引き出す(Pull)」。
この姿勢こそが、生徒の「やらされ感」を「自分でやっている感」に変える鍵なのだと痛感しました。

明日から学校で実践する2つのアクション

今回の2日間で得たヒントを、私は明日から現場でこう活かします!

生徒へのアプローチを「指示」から「発問」へ

教員が焦って答えを出さず、辛抱強く問いかける。たとえ失敗しそうに見えても、問いかけを通して自分で気づかせ、決定させる。「自分が選んだ」という感覚を生徒に持たせます。

SNS広報のターゲットを絞り直す!

私の所属校でもSNSで発信をしていますが、今までは「記録」になっていました。 これからは「誰に(中学生と保護者)」「何を(この学校で青春する楽しさ)」届けるかを明確にします!形式的な学科紹介ではなく、「日々の学校生活のリアルな充実感」を届けて、「この学校に入りたい!」と思える広報を私が先頭に立って進めていきます。

おわりに

高校を卒業したら、生徒たちは社会に出ていきます。 だからこそ、未来を見据えた「対話」と「伴走」が学校現場には絶対に必要です。
温かく迎え入れてくださり、プロの働き方を見せてくれた株式会社Shinkerの皆さん、そして曽根田社長、本当にありがとうございました!
教員だって、まだまだアップデートできる。 明日からまた、熱量全開で生徒たちと向き合っていきます!