【ChatGPT】とは？始め方、使い方、人気の理由、社会に与えるインパクトを解説

2023年2月6日 2023年2月6日

Soneda Hikaru

AI（人工知能）の世界に彗星のごとく現れた「ChatGPT」の注目度が俄然高まっています。

ChatGPTは、アメリカ・サンフランシスコに拠点を置くOpenAI社が開発したチャットボットです。

2022年11月末に公開されると、その高度な技術から瞬く間に注目を集め、既に日本でもかなり話題になっています。

今回の記事では、そんな『ChatGPT』を様々な観点から徹底解説していきます。

Instgram 75
Spotify 150
YouTube 260
Facebook 310

上記の数が何を意味するかご存じでしょうか？

アプリローンチ後ユーザー数が100万人を突破するまで何日かかったかです。

この数値をなんとChatGPTは驚異の5日という数字をたたき出してしまったのです。

また、ChatGPTは2023年2月現在、リリースから2ヶ月あまりで全世界ユーザー1億人を突破しました。

これは今までリリースされてきたサービスの中でも群を抜いて早い速度なのです。

この事実からもわかるように、ChatGPTの革新性は誰の目にも明らかです。

- - 0.0.0.1 目次

1 ChatGPTにできること
2 ChatGPTのアカウント開設と使い方や活用例
3 ChatGPTが高度な解答を生成する仕組み
4 ChatGPT社会に与える影響
5 まとめ
6 お問い合わせ

ChatGPTにできること

1.Google検索に代わる検索方法
ChatGPTは、特定のトピックに関する情報を探すのに最適です。
自分の知りたい情報をQ＆Aの会話形式で知ることができます。
自分で検索し、探す手間も省けます。
また広告を表示しないポリシーがあり、気が散ることなく情報収集したい人にとって理想的なプラットフォームとなっています。

2.対人のような会話
ChatGPTは、もちろんAIではありながら、生身の人間さながらのリアルな会話文を楽しむことができます。
日々の疑問やちょっとした悩みなどを打ち明けてみるのもいいのではないでしょうか？
例えば、なぜティッシュは2枚構造なのか？や油に氷を入れるとどうなる？等聞いてみても面白い間も知れません。

3.コーデイングやプログラミング
ChatGPTでできるのは、実は会話だけではありません。
ChatGPTは、ほぼ誰でもアプリやゲーム、Webサイトの開発に利用できます。
ExcelやGoogleスプレッドシート等の表計算ソフトの関数も、希望通りの実行をしてくれます。
アプリやウェブサイトの開発時、わからない点に対して役に立つヒントを提供し、面倒で時間のかかるコーディング作業を回避することができます。
自分でコーディングする方法を考えるのに何時間も費やすのではなく、素晴らしいアイデアを生み出すことに集中できます。

4.小説、脚本を書く
ChatGPTでは決まった内容の事柄以外にも、自らが想像し、作品を作り上げることができます。
コーディングはは論理的な仕組みによって成り立つため、最新AIが代行できることに納得いくかもしれませんが、
web上にテキストの情報があるものであれば何でもそこから学習して問いに答え創り出してるので、いとも簡単に小節を書いてくれます。
例えば、『恋愛小説を書いてください』等と入力してみてはいかがでしょうか？

5.家庭教師
ChatGPTでは会話形式で質問に答えてくれるため、家庭教師や先生としての利用方法もあります。
会話相手を自動的に分析し、収集したデータに基づいてオーダーメイドの応答を提供することで機能します。
複雑なテーマを理解し、批判や慇懃無礼になることなく、正確でタイムリーなアドバイスを提供することが可能です。
また過去の会話を追跡することで、お客様のニーズをより的確に予測し、
将来的にはよりパーソナライズされたアドバイスを提供することができます。

6.マーケティングプランの詳細
ChatGPTでは創造としてアイディアを提供してくれます。顧客の課題に対して何を考えるべきなのか。
どんな打ち手を打つべきなのかをアイディアベースでヒアリングできます。
例えばリスティング広告のKWや広告文を考えたり、インターネット広告のメディアプランにも活用できます。
ランディングページのコンテンツ設計にももちろん使えるでしょう。
コンテンツマーケティング戦略を効果的に行うためには、まず、何を達成しようとしているのかを明確に理解する必要があります。
ターゲットを特定し、彼らが何を好み、どのような行動を取るのかを知ることができれば、その後のプロセスはずっと楽になります。
一般的な出力であっても、より詳細に掘り下げ、各ステップを発展させ、カスタマイズすることができます。
全体として、適切な質問をすると、かなり包括的な結果が得られます。

ChatGPTのアカウント開設と使い方や活用例

1.OpenAIのページにアクセス

https://openai.com/blog/chatgpt/

2.左下の「TRY ChatGPT」をクリック

3.アカウント登録

『TRY ChatGPT』をクリックすると、このような画面になります。
これを読んでいる方はまだアカウントをお持ちでないと思うので、『Sign UP』をクリックします。

4.アカウント情報入力

GoogleやMicrosoftのアカウントがあれば、そのアカウントを利用する事も可能です。
メールアドレスを登録すると今度は電話番号を求められます。
スマーとフォンのショートメッセージに送られてきた認証コードを入力します。

会員登録が完了すると、『Tell us about you』と表示されますので、お名前を記入ください。

通知はすべて「Next」で進行します。

以上のステップで、画面下部に入力欄が表示され、ChatGPTを始めることができます。

弊社はWEBマーケティング企業ですので、ChatGPTの考えるWEBマーケティングについて聞いてみました。

1.WEBマーケティングについて教えて！

それらしい答えが返ってきますね。続いてさらに大きい概念

2.マーケティングとは？

【企業が成功するための活動】確かにその通りです。

では続いては、かなり直近お困りの方が多いのではないでしょうか？

3rd Party Cookie規制の対策についてです。

3.クッキーレス対策どうすればいい？

この答えはかなり秀逸です。１、２、５等は実際に導入されており、確かに端的にまとまって回答されています。

最後に下記

4.ブランディング広告のKPI設計効果測定方法を教えて

素晴らしすぎます。ブランドのKPIを1～5までであぶり出し、解析や分析で測定もできるとはその通りです。

ここまでが実際の活用例でした。

ChatGPTが高度な解答を生成する仕組み

ChatGPTを動かしているのは｢ラージ・ランゲージ・モデル｣と呼ばれるアルゴリズム。
このアルゴリズムに大量のテキストデータを覚えさせることで、とってもリアルで｢まるで人が書いたような｣文章を生成することができる自然言語処理ツールになっているのです。
ChatGPTはweb上にあるテキストデータを分析して、そこから質問に対する解答を作成しています。
ChatGPTは、私達が出す質問にリアルタイム処理でwebという膨大な教科書を見ながら解答しているのです。
ChatGPTにその仕組み尋ねると下記にように帰ってきました。

以下引用　ChatGPT

「ChatGPTは、人間のテキストを学習し、それに基づいて新しいテキストを生成する人工知能モデルです。それは、大量のテキストデータを使用して学習し、それに基づいて新しい文章を生成するために、深層学習のアルゴリズムを使用します。具体的には、ChatGPTは、「Transformer」と呼ばれる技術を使用して、言語のパターンを学習します。これは、言語の中で単語がどのように相互関係にあるかを理解するために、大量のテキストデータを分析します。そして、これらの学習結果を使用して、新しい文章を生成します。』

ChatGPT社会に与える影響

先日マイクロソフトがOpenAIに100億ドルの資金を投じる計画を発表しました。

https://www.nytimes.com/2023/01/23/business/microsoft-chatgpt-artificial-intelligence.html

さらに同社の検索エンジン“Bing”とChatGPTとの統合を検討しているそうです。
Microsoft社はChatGPTをうまく活用し、Googleに独占されている検索エンジンシェアを巻き返そうと必死です。
当社が所有及び運営する検索エンジン『Bing』になんらかの形で搭載することは間違いないでしょう。

一方でGoogleは既にChatGPTに対抗するための超高性能AIを来年にも公開予定とのことです。
またChatGPTが永遠に無料であるわけではないそうです。

現状ではOpenAIがかなりAI会での【勝ち組】ポジションを得ておりますが、GAFAが黙っていないことは間違いないでしょう。