『感想と気づき』20240216 U30VsO30 マーケティングプレゼン大会In東宝会館 戦いを終えて
無事、トラブルもなくU30VsO30 マーケティングプレゼン大会In東宝会館が終了しました。
※このブログはアーカイブ公開前なので結果を一切含んでおりません。内容については触れていますのでアーカイブを楽しみにしている方はお気を付けください。

本当にご参加頂いた皆様、ご参加ありがとうございました。
心の底から主催してよかったとそう思える内容でした。
共同主催の静岡マーケティングサロン山崎さんは集客や全体構想も一緒に決めていきましたし、
東宝会館の森岡さんにも会場取って頂き、スケジュール的にかなり調整いただきました。
何より集客も頑張ってくれました。
皆様のお陰で、このような素晴らしいイベントを開催できたことをまずは誇りに思います。
言い始めは2023年10月で、そこから4ヶ月。
登壇者の声掛け、テーマの設定、会場準備やデザイン等 。
バタバタの連続でしたが、ふたを開けたら、有料なのに264名の方が購入してくれました!
ちょうど会場キャパの関係で募集定員264名だったのは何かの偶然でしょうか??※チラシに記載の数値

スポンサーも多数集まりました。

そんな最高のイベントを振り返りながら、色々とプレゼンの内容や、全体の進行などについて感想を書いていきたいと思います!
目次
1.イベント概要

今回実施した内容は 『30歳以下の若手敏腕マーケター VS 30代以上の熟練凄腕マーケター』の真剣マーケティングプレゼンバトルです。
それぞれプライドと意地をかけた選手達が1対1を5回行う団体戦方式で対決し、観客の皆様がリアルタイムで投票し、大戦終了後にすぐに結果を開示!
どちらの世代が多くの表を集めることができるのかという戦いでした。静岡の企業の経営課題や行政課題に対してどんな解決策を提案してくれるのか。
登壇者は静岡県内外の猛者どもなので、非常に見ごたえのある内容でした。
2.開催当日までの苦労話
はっきり申し上げて、このイベントの実施はかなり苦戦しました!
なので、何度もMTGを重ねましたし、毎日のように全体LINEが動き続けて目まぐるしく発生する課題に立ち向かい続けていました。
(オンラインMTG風景)

【具体的にはこんな課題がありました。】
・そもそもいつどこでいくらでやるのか? |
・誰にお声掛けし登壇して頂くのか? |
・どう、行政等やメディアを巻き込んで総合的に外に発信するか? |
・このイベントの魅力をどうクリエイティブで伝えるのか? |
・テーマをどう設定すれば楽しんでいただけるのか? |
・癖のある登壇者たちをどうまとめるのか? |
・264名の会場キャパをどう埋めるのか? |
・スポンサー制度どう作って販売するか? |
・アーカイブをどう作って販売するか? |
・当日の投票制度は? |
・司会はどうする? |
・会場の飲食などのルール設定? |
・桜井貴斗さんに勝つにはどうすればいいのか? |
実際には課題があと3倍くらいあったのですが、
本当に素晴らしいことに、各課題に対しての解決速度がえぐかったのが今回のイベント成功の秘訣だと思います。
幸いこのイベントは規模は今回ほどではないのですが、2023年にも実施しておりました。
⬇️前回の様子はこちら⬇️
https://shinker.co.jp/20230126_u30-vs-o30/
その関係で、全体の進行や投票制度などはそれほど心配していませんでした。
一方で規模が前回大会より4倍ほどになり、価格もしっかり2200円、会場も映画館というスタイルだったため
一つ一つの決定に大きな意味がありました。ありがたいことに、登壇者は少し変更がありましたが10名早いうちに決まり、皆様敏腕マーケターですので
それぞれの課題は話し合いで秒のごとく解決していきました。
特に集客ですね。264名からのお申し込みを頂くために、本当にアイディアを出し合い動きまくりました。
一番は、ザキさんと森岡さんと私の地上戦でしょうか。チラシを手で配りまくりましたね。
その他弊社のCSO辻田がポスターをあちこちに貼ってくれたり、スポンサーの麦さんにもチラシ置いてもらったり、様々な目に見えない努力の結晶が今回の成功のカギでした。


また例えばテーマ1つとっても、わかりやすいテーマを設定しながら、SEOという専門的な内容も入れる、行政課題の人口流出を含めることで、行政も巻き込み自分事化できる内容にしよう等的確過ぎる意見がポンポン出てきますし、司会はイベントの華でありながら、集客力にもつながるのでフリーアナウンサー様にお願いしたいと思っていたら関係者の方が大久保ゆいにゃさんにお声掛けしてくださり、決まったりと。大変でしたがスムーズすぎました。

山崎さん、ゆいにゃさん 司会お疲れ様でした!
3.当日の雰囲気や進行について

登壇者やイベントのスタッフは17時くらいには集合し、全体MTG、会場設営や、リハーサル、資料の袋詰など
行いました。普段は映画館にはない機能である、ビールやお花の設置などかなり不安な点もありましたし、音響やプロジェクターが移るのか等懸念点も多かったのですが
なんとか、お客様を迎えるまでに準備が整い、お迎えすることができました。

会場に人が入ると圧巻! 座席264席がほぼ埋め尽くされ、立ち見の人もいました。


映画館で流すオープニング動画も最高のクオリティでした!


4.各対戦について
視聴者としても最善列で見た私のコメントと、観客からのコメントも一部匿名で記載いたします。

・先鋒:静岡マーケティングサロンの今後の戦略を考えよ。
O30 野田 拓志 vs U30 仁井田 紀之
この対戦は、専門的で戦術も詳しいロジカルさピカイチの野田さんと
お客様のためにわかりやすく、ペルソナをがちがちに固めて面白い仁井田さんという
両極端の話になりました。正直二人ともすごすぎて、甲乙つけがたかったです。
野田さんのステップを組んでひとつづつ解決していくスタイルはBtoBマーケそのものだし
仁井田さんの物事を何かに例えてコミカルかつ、わかりやすく説明するのは天才的アイディアだと思いました。
【観客からのコメント】
- 目的、課題、方法のステップがとても明確でした。
- 具体策が明示されていた。
- 映画館という場所も考えた見事なプレゼントでした。大変わかりやすかったです。
- 余裕を持って時間使えたかなー
- 9歳にもわかりやすい内容でした!
- コメダに例えてプレゼンされていて、分かりやすかったです。
- 詳細が分かりやすくて、お土産をもらったような気持ちになりました。
- 図解や画像がわかりやすい
- サロンのコンセプトである、わかりやすい言葉、を使っている所。
- マーケティング不理解でも大丈夫👌 マーケティングサロンのことを知らない私にとっても分かりやすい内容でした。
- 野田さんのお話は理解するのにあと3倍の時間かかりそうですが内容が濃いなと思いました。
- 制限時間で判定しました。
- 野田さんのプレゼンが効果があると思いました!
- 先の展開について、より具体的なアプローチまで考えていた野田さんに一票

・次鋒:七間町の映画館、東宝会館の集客を成功させよ。
O30 北風 和宏 vs U30 鈴木 晴子
この戦いは、僕の尊敬する福島でWeb広告に強い北風さんと、静岡でお仕事でもご一緒させて頂いているharuさんとの一戦
遠方からにも関わらず、何度も静岡に足を運び、現地調査を重ねて、地に足の着いた提案をした北風さんと
映画館の中長期的なブランディングを考えたエモーショナル全開のharuさん
提案の内容や方向性は同じでしたが、雰囲気は全く異なりました。この試合は超僅差でしたね。どちらが勝ってもおかしくありませんでした。
実際200人弱が投票し、2票差でした!!

【観客からのコメント】
- 具体的な施策と話し方がとてもよかった!
- 順位つけられなかったです。本当に両方のプロジェクト実行してください!
- 実現可能性が高いなと思いました。ハルさんのアイディアもワクワクするので実現できたらいいなと思います。
- データと目標値、対策が揃っててわかりやすかった
- 時間はシビアに考えなくてよいのであれば、内容は良かったです。
- オフライン施策好きなのと街を巻き込んだ施策に好感
- すぐにでもやっていただきたいプロジェクトだと思いました!
- 具体的なアドバイスが素晴らしい
- 堅実な目標設定と地道な数字集めの上で施策の提案をされているところが素晴らしいと思いました!
- 理路整然としていて、スマートで分かりやすかったです!聞いていてわくわくしました!
- 自分に置き換えたストーリーがあって共感しました!
- ポスター戦略は面白いと思いました!
- メリットや体現性が高かった!

・中堅:トライアルパーク蒲原の集客を成功させよ。
O30 新村 康二 vs U30 鈴木 瞭太
浜松でブランディングやデザインのお仕事をする新村さんと
東京で腕を磨く私の大学時代の後輩でもあるちっくんの戦い
新村さんは、さすがと言わんばかりのクオリティの高いスライドに企画力ありまくり、かつトライアル前回のプレゼン内容でした
ちっくんはこの戦いに向けて、トライアルパークでキャンプ体験をしNoteを7話以上つくる気合の入り様がすごかったですね。
最年長VS最年少でもあったのですが、本当に両者ともにワクワクしまくる内容でした。
【観客からのコメント】
- 全部やってしまおうという自由な発想バトルは楽しかったです。
- めちゃくちゃ応援します!
- 実現可能?はどうかということは置いておいてわくわくしました
- 具体性のある案であったため
- テーマもありますが率直に、面白いと思いました。
- 圧巻でした!流れも対策も分かりやすく、わくわくしました!
- 実現性と継続に難ありだが、祭りは全てを包括する可能性あり
- どのプロジェクトにも魅力を感じました。あと、スライドがめちゃくちゃ綺麗でした。ワクワクしました!
- 包括てき
- エアレースは面白い発想ですが、三保空港があるので三保でエアレースを行うのが良いかと。
- 町作りに【わがまま】が素敵

・副将:SEOで自由に語れ!地域を起こすSEO戦略。
O30 西島 弘文 vs U30 宮田 和也
この戦いは誰もが分かりやすく、理解できるように作り上げた西島さんVsわかる人にしかわからないSEOのコアのコアを話した宮田さん
の真逆対決でした。西島さんは誰でもできる地方向けSEO対策でわかりやすすぎて1分余らせてプレゼン終わらせるし
宮田さんは、マーケティング詳しくない人はハテナ(・・?が10回くらい浮かぶ、話でした。
『ちゃんとついてきてくださいね』って3回くらい言ってて笑いました。
この戦いのおかげで一層マーケティング感が強まりましたし、地方でこのクオリティの話が聞けたのは本当にうれしかったです。
現在静岡にはいない2人ですがはるばるお越しいただき本当にありがとうございました。
【観客からのコメント】
- 更に聞きたいと思いました。
- マーケサロンらしかった内容でした
- いっちゃんおもしろい
- むずいけど、おもろい
- わかりやすい!これが1番!
- 実行しようと思えた&わかりやすなったです!
- 専門用語が多すぎず分かりやすかったです!
- 自由でとても勉強になりました
- 内容として宮田さんのほうが深みがあったものの、再現性は西島さんのほうが高かったため
- 内容半端じゃなかったです
- 地域が自ら成長する素地を分かりやすく提案してくれた
- 宮田さんのアイデアは楽しみに待ちつつ地方を助けるものではないので趣旨から逸れてます
- 新しい視点が興味深かった。
- お二人とも聞き応えあって、とても勉強になりました!
- いつも検索すると大手ばかり出てくるのに嫌気がさしていたので実現して欲しいと思いました!
- 宮田さんのお話し、もっと聞きたかったーーー!
- 後半戦意味不明でした。

・大将:静岡県の人口流出を食い止めるにはどうすればいいのか。
O30 桜井 貴斗 vs U30 曽根田 光
前年に引き続き、桜井貴斗さんにでかすぎるテーマで挑ませていただきました。先行で始まった僕の話は9.5割調査。時間配分完全ミスりました(笑)
テーマがでかすぎて状況把握してもらったり、提案内容にロジカルさ持たせるための前提条件整理するのに時間かけすぎました。。。
最終的な企画案が3つマネタイズポイントまで作ってあったのですがほぼ話すことができず、僕の静岡愛と、人口流出の現状と課題を整理して
結論【静岡に静岡ならではの面白い仕事増やそうぜ!!】って提案で終わりました。
一方桜井さんは、もうさすがすぎますね。資料の作りこみ方。わかりやすさ、会場の巻き込み方。全て見習うことが多かったです。


私も桜井さんも課題感は同じで、仕事系行きつき、大将戦にふさわしいテーマとプレゼンになったと思います。戦っていただきありがとうございました・
【観客からのコメント】
- わかりやすい!
- クリエイティブも内容もお話も説得力もすごかった。
- 副業の話がとても良かった
- まず、スライドワークで優勝です。
- 勉強になりました!
- 大人っていろいろずるいよねw
- わかりやすい!
- 痺れました!
- 流石です!!!
- 曽根田くんの対策がもう少し強いとよかった!!
- 女性の年収が地方の方が低いので、お金という結論は納得です。、
- ロジックがわかりやすくて、納得してしまいました。大きなお土産をもらった気分です。
- 定量性と具体性の両輪があったため。事実と照らし合わせた再現性もあったため。
- 分析力がすごくて静岡に根差した仕事を増やすのはその通りだと思った。
- 時間内で収まってれば内容は曽根田さん 後攻で内容はしょれるのは有利ですね。

・司会:専門用語を使わずに進行せよ!
大久保ゆいにゃ vs ザキヤマさん
この試合の結末は誰が知っているのでしょうか・・(笑)
誰も会場ではわからないのでアーカイブが出しだい、視聴者の皆様で研究してみてください!
アーカイブ公開は3月頭の予定です。
5.次回以降の話とまとめ

まず改めて、この度はこのイベントにご興味を持っていただき誠にありがとうございます。
非常に熱のある静岡では過去最大のマーケティングイベントに皆様のお陰でなりました。
次回の開催は確定はしておりませんが、いずれやる事になると思います。ワールドカップみたいに4年に一度にしようかな。。(笑)
来年やるかもしれませんね。
お話の中で弊社もスポンサーを務めている ベルテックス静岡の試合前の時間に体育館で1000人規模でやらないかという話を頂いています。
ちょっと規模感すごすぎますが、そのような予定もあるほどに面白いイベントでしたので、ぜひ次回もご参加頂ければと存じます。
次回は専門家5人によるウェイト重めの採点も増やし、分かりやすさ面白さ以外の専門性や実現可能性なども考慮したいと考えています。
今後も、静岡で最高のイベントを考えております。
私の残念ながら発表できなかった提案内容の最後にもあったものになるのですが
11月の7、8日で静岡で過去最大級の経営者カンファレンスを500人規模です。
県内外の上場企業社長様も多くお越しになります。
その名も
静岡のための本気経営カンファレンス
LEC SHIZUOKA2024

引き続き、弊社Shinkerは静岡を盛り上げていきます!
デジマで地方をシンカさせます
