二次拡散性の高い広告「Twitter広告」
Twitterのアクティブユーザー数は国内で4500万人を超え、世界で見てみると3億3300万人を超えるといわれています。今回は、10代、20代を中心に利用されているSNSアプリであるTwitterの広告について説明していきます。
目次
- Twitter広告とは
- Twitter広告の種類
- プロモ広告
- Twitterテイクオーバー
- フォロワー獲得広告
- Twitterライブ
- Twitter Amplify
- フォロワー獲得広告
- Twitter広告の特徴
- Twitter広告の費用
- Twitter広告のコツ
- ターゲッティング
- まとめ
Twitter広告とは
Twitter広告とは、Twitterの「タイムライン」「検索結果」や「トレンド」など、Twitterの様々な場所に掲載される広告です。
日本のTwitterのユーザー数は、世界的に見ても多く、様々な人への広告の配信が期待できます。
Twitter広告の種類
Twitter広告には下記のような種類があります。
- プロモ広告
- Twitterテイクオーバー
- フォロワー獲得広告
- Twitterライブ
- Twitter Amplify
- フォロワー獲得広告
それぞれの項目について簡単に説明していきます。
プロモ広告
プロモ広告は通常のツイートと同様にタイムラインや検索画面に表示される広告です。「プロモーション」という表記がありますが、通常のtweetと同様に「リツイート」「返信」「いいね」の操作ができます。タイムラインや検索画面に表示されるため幅広いユーザー層に広告ツイートを配信できます。
Twitterテイクオーバー
テイクオーバーにも種類があり、「タイムラインテイクオーバー」と「トレンドテイクオーバー」があります。「タイムラインテイクオーバー」は、ユーザーがその日の最初のTwitterへのアクセス時に、タイムラインの一番上に表示される広告です。「トレンドテイクオーバー」は、Twitterの「話題を検索」タブ内の「おすすめ」や「トレンド」のハッシュタグ一覧の1番上または2番目にハッシュタグとテキストで表示される広告です。テイクオーバーは一日一社限定で、24時間独占的に広告掲載ができます。
Twitterライブ
Twitterライブはリアルタイムの動画を広告として配信する広告です。商品発表やパーティーの様子など、ライブストリーミングコンテンツを最大限に生かし、ユーザーからの反応をリアルタイム得ることができます。
Twitter Amplify
Twitter Amplifyは動画広告の一種で、本編動画の前に再生される広告です。「Amplifyプレロール」と「Amplifyスポンサーシップ」の2種類があります。「Amplifyプレロール」は15以上のカテゴリーの中から動画広告を配信する動画のコンテンツカテゴリーを選んで配信をします。「Amplifyスポンサーシップ」は指定した特定のパートナーの動画のみに配信されます。
フォロワー獲得広告
フォロワー獲得広告は、ユーザーのタイムライン上に、広告文とアカウントの画像、フォローボタンを表示しフォローを促す広告です。フォロワー獲得広告のフォーマットは、注目されやすいように設計されており、ターゲティングしたユーザーにアカウントをプロモーションし、認知度を高めたり、新しいフォロワーを獲得したりするために活用できます。
Twitter広告の特徴
Twitter広告は他のSNSに比べ、二次拡散性の高い広告と言えます。他のアカウントのツイートを共有する「リツイート」によって、フォロワーに、自分が共有したいツイートを流すことができます。二次拡散とは、ある広告に対して1人がリツイートを行い、そのリツイートされた広告をまた別の人がリツイートするなどをして、広告が拡散していくことです。また、コメントをつけて共有することができる「引用リツイート」も二次拡散を高めています。また、自分がいいねを押したツイートがフォロワーのタイムライン上に共有される仕様も二次拡散を促しています。尚、二次拡散されたツイートは、クリック課金等の課金が発生しません。つまり、広告費をかけずに他の多くの人に見てもらえます。
Twitter広告の費用
Twitter広告は、事業の規模に関わらず予算に応じてカスタマイズできます。また、Twitter広告は最小金額が設定されていないため、支払う金額をいつでも細かく調整できます。Twitter広告はオークションシステムによって配信されます。Twitter広告の入札方法には3つのタイプがあります。
自動入札
自動入札は、最小限の費用で最大の結果が得られるように入札額の最適化が行われます。オークションで競い合うことのできる入札額が自動的に選択されます。初めての広告掲載で入札金額をいくらにすれば良いか分からない場合などは自動入札をおすすめします。
上限入札単価
上限入札単価は、請求可能なアクションごとに支払う金額を細かく管理することができます。請求可能なアクションに支払ってもよい金額(上限入札単価)を正確に指定でき、その金額を超えて課金されることはありません。成果を細かくコントロールしたい場合や、ある程度の経験があり適切な入札金額を予想できる場合に適しています。
目標入札単価
目標入札単価は、請求可能なアクションごとに支払ってもよい入札額を指定し、最終的に目標額以内に収まるように広告キャンペーンの入札額が最適化が行われます。1日に発生したリンククリックについての平均コストを支払います。
Twitter広告のコツ
二次拡散を狙う
Twitterは他のSNSに比べ拡散力が高いです。ユーザーが自分のフォロワーにシェアしたいと思うような広告を制作し、二次拡散を狙うことが重要です。二次拡散によるクリックには費用は発生しません。ただし、拡散を意識しすぎると本来のメッセージが伝わらない可能性があるので注意が必要です。
ターゲティングを理解する
Twitter広告で成果を出すためにはターゲティングを効果的に行うことが大事です。ターゲティングを効果的に行うために、複数の項目を組み合わせ、仮説検証を繰り返しましょう。
ターゲッティング
Twitter広告には、付加的ターゲティングタイプと制限的ターゲティングタイプの2種類のターゲティングカテゴリーが用意されています。
付加的ターゲティングタイプ - 「OR」
このターゲティングタイプは付加的に適用されるため、追加するたびに広告キャンペーンのオーディエンスが大きくなります。付加的ターゲティングタイプには以下のような種類があります。
- 興味関心
- ユーザー名(フォロワーが似ているアカウント)
- 映画とテレビ番組
- イベント
- キーワード
- 会話トピック
たとえば、キーワードターゲティングで 「#バレーボール」「#野球」を選択し、フォロワーが似ているアカウントのターゲティングで「@TwitterSports」を選択した場合、この条件のうち1つ、2つ、またはすべてを満たすユーザーに広告が表示される可能性があります。
制限的ターゲティングタイプ - 「AND」
このターゲティングタイプはすべての条件を満たすように適用されるため、追加するたびに広告キャンペーンのオーディエンスが小さくなります。制限的ターゲティングタイプには以下のような種類があります。
- 位置情報
- 年齢
- 性別
- 端末モデル
- プラットフォーム
- 言語
たとえば、端末モデルで「iOS端末」を選択した場合、iOS端末でTwitterを閲覧しているユーザーにのみ広告キャンペーンが表示されます。
まとめ
二次拡散性の高く、種類も多いTwitter広告について説明してきました。世界的に見ても日本はTwitterを利用している人がたくさんいるので、効果的な広告であると言えるでしょう。
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