未来にフォーカス「Pinterest広告」
「Pinterest」というSNSをご存じでしょうか?TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSと比べると日本国内のユーザー数はまだまだ小さな規模ですが、徐々にユーザー数が増加している新しいSNSです。今回はそんなPinterestに掲載できるPinterest広告について紹介していきます。
目次
- Pinterestとは
- Pinterest広告の強みと弱み
- Pinterest広告のフォーマット
- Pinterest広告のターゲッティング
- まとめ
目次
Pinterestとは
Pinterestは、画像や動画を軸に情報を集めたり、情報を発信することができるWEBサービスです。Pinterestは、未来にフォーカスしたSNSであり、過去の思い出を振り返るためではなく、今後の計画を立てる理由で行動するきっかけを探しているユーザーが多いとされています。
Pinterestは、ビジュアルコンテンツが中心になるため、アパレル、家具・インテリア、ショッピング系などの広告が向いています。
また、Pinterest広告は、他のSNS広告にはない独自の強みを持っているため、その強みを利用することで効果的な広告掲載が可能です。
そして、TwitterやInstagramのようにPinterestは無料で利用することが出来ます。
Pinterest広告の強みと弱み
それでは、Pinterest広告の強みと弱みについて紹介していきます。
Pinterest広告の強み
独自の特徴
他のSNS広告にはない独自の特徴を持っているため、Pinterestで広告を出稿する価値があるとされています。Pinterestは、未来にフォーカスしたSNSであり、ユーザーは今後の計画を立てる理由で行動するきっかけを探しているとされています。
視覚的にアプローチ
Pinterest広告は、画像や動画で視覚的にアプローチできるため、ユーザーにイメージさせやすく興味を引きやすいという特徴があります。そのため、「ファッション」や「フード」などのビジュアルを重視するジャンルに対して、Pinterest広告は効果的です。
Pinterest広告の弱み
知名度が低い
Pinterest広告の弱みとしては、まだサービスが開始されて間もないため、知名度やデータが少ないことが挙げられます。ただし、Pinterestは急成長しており、今後日本でも利用者数が増えることが予想されています。
詳細情報を伝えることが難しい
Pinterest広告は画像や動画で視覚的にアプローチできるため、商品の魅力を伝えることができますが、商品の特徴や説明を伝えるためのテキストが少ないため、商品の詳細を伝えることが難しいという点は弱みと言えます。
Pinterest広告のフォーマット
Pinterest広告のフォーマットは以下の通りです。
フォーマット | 概要 | 素材 |
---|---|---|
スタンダード | 画像を使用したシンプルなフォーマット。 | 画像 |
動画 | 動画を使用してより視覚的にユーザーの関心を促進。 | 動画 |
ショッピング | Webサイトへの遷移や商品の購入を促進。Pinterestで見つけた商品を購入できるようにする広告。 | 画像 |
カルーセル | 1つの広告で複数の画像を掲載し、さまざまな切り口で紹介。一枚一枚をスワイプして表示可能。 | 画像 |
コレクション | 3 枚の画像とその上のメイン画像/動画の形で表示。 | 画像+動画 |
アイデア | 複数の動画、画像、リスト、カスタムテキストを組み合わせて 1 件のピンとして表示。 | 画像+動画 |
未来の行動のために新しい情報を探索するSNSであるため、Pinterest広告はPinterestのコンテンツの一つだと位置づけられます。そのため、広告フォーマットも通常の投稿(ピン)と同様に多様なものが用意されています。
Pinterest広告のターゲッティング
ピンタレスト広告で使用できるターゲティングは以下の通りです。
ターゲティング | 概要 |
---|---|
オーディエンス | サイト訪問者、メールアドレスなどの顧客リストへの配信 |
アクトアライクオーディエンス | 上記「オーディエンス」に含まれるユーザーとPinterestでの行動が似ているユーザーへの配信 |
インタレスト | ユーザーの興味関心やライフイベントを基に配信 |
キーワード | ユーザーがピンタレストで検索するキーワードまたはフレーズに対して配信、もしくは除外も可能 |
属性 | 性別、年齢、場所、言語、場所、デバイスの絞り込みが可能 |
プレースメント | 広告を表示させたい場所をホームフィード、検索結果、関連するピンから選択可能 |
拡張 | 設定しているターゲティングを基に、似ているキーワードとインタレストを検索しているユーザーも自動的に広告のターゲットに設定 |
サイト訪問者や顧客リストのユーザーへ配信する「オーディエンス」やユーザーの興味があるコンテンツに配信をする「インタレスト」、ユーザーの検索キーワードに対してターゲティングができる「キーワード」などがあります。
特徴的なターゲティングとしては「キーワード」。「キーワード」では、Pinterestで特定のキーワードまたはフレーズを検索するユーザーをターゲットにできます。本来「キーワード」は検索広告で登場するターゲッティングです。Pinterest広告は、SNS広告でありながら、検索広告の要素が強いためこのようなターゲットが用意されています。
まとめ
今回は未来にフォーカスを当てたSNSであるPinterestにおける広告についてまとめました。日本での知名度はまだ高くないですが、急成長しているSNSなので、今後の動向に注目して広告掲載の吟味をしてみると良いでしょう。
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